猫岳TRIAL 3 タイトルロゴ

3回目にしてやっと猫岳のピークが取れました!
やはり日帰りには厳しいトライです。
AM9:00
R158の乗鞍スカイライン入り口をスタート。
前夜の嵐が過ぎ去り急速に天候が回復してきました。
めずらしく先行する2パーティがありましたが、2パーティとも輝山へ向かっています。ラッセル泥棒を決め込んでいた私はガッカリ。今日は偵察を兼ね第3尾根を登りました。なかなか良い尾根で下りが楽しみです。
AM:11:40 夫婦松(1950m)
快晴の下、順調(?)に高度を稼ぐ。行く手に前回楽しめた大崩山が現れ、何となくヤレそうな気がします。ヘアピンを繰り返す乗スカを上手くショートカットでき、猫の小屋の上に出た時には、目指す猫岳をシッカリ視界にとらえることがきました。
猫岳(直下の乗鞍スカイラインより)
猫岳
猫と大崩のコルへはかなり急に見えていましたが、少し我慢すると意外にすんなりと登り切ることができました。しかしここから上部はアイスバーンとなり、標高2500mの厳しさを感じます。
ピークへ最後の登り
ピークへ最後の登り
PM 2:40 猫岳ピーク(2581m)
烈風の中、とうとう頂上に立ちました。
360度の展望が開け、長い登からの解放です。
烏帽子岳方向はまるで氷の宮殿。
氷の宮殿
烏帽子岳・氷の宮殿
頂上からのパノラマ (左・笠ヶ岳)

さて楽しみな下りですが、前日に新しく雪が降ったとはいえもう時刻は3時。モナカにならない訳はなく手強い滑りが続きます。表面クラストの下20cmほどにもう一つ雪の層があり、どうしてもスキーが刺さってしまいます。何とか楽しめたのは大崩山の尾根だけで、車にたどりついたのは6時近くになってしまいました。消耗しきって体調もオカシクなってしまいましたが、好天の下ピークに立つことができラッキーでした。
メスバチ
オス・メス・カサ
skier. Mesu-Bati
笠ヶ岳が美しい。