今日は、軽いメニューで心身共に調整日にしました。
・・・というのも、せっかく温泉宿に連泊しているのに、連休初日から予想以上のハードなコースが続き、アダルトな温泉ライフ(明るいうちから入浴・ビール・豪華な食事・etc.)を満喫しないでいたのです。
1日目は午後6時チェックイン、顔を洗う程度の入浴後すぐさま夕食。
2日目は午後7時半帰還。誰もいない食堂で、ビールもそこそこに慌てて食事を済ませバタンキュー。アダルト(オッサン・オバサン)な私達には、とても満足のいく「ゴールデン・ウィーク」ではないのです。2日目の夕食後、急きょ3日目の宿泊をお願いしてしまいました。

今朝、「今日は早く帰ってきます。(シッカリ飲んでシッカリ食べるぞ!)」という含みのある言葉を残し乗鞍に向かいました。尚、連日の遅い帰着にもかかわらず暖かく迎え入れてくださり、 もう後かたづけが始まっているのに料理を温め直し、食事が終わるまできちんとお世話してくださった「ギンザンソウ」様に、心よりお礼申し上げます。

5/5
屋根坂滑降
map data
by Osu-Bati
今日も三本滝から位ヶ原を目指します。
疲れが溜まっていますが、今日も好天に恵まれ順調です。雪のコンディションもステップ・ソールskiにピッタリで、シールを使用することなく全ての斜面を登って行けました。
位ヶ原より見る摩利支天岳
PM.0:50
2790m摩利支天・富士見岳中間点着。
摩利支天岳ピーク(2873m)までには少し足りませんが、滑降のスタート地点とします。おおかたの登山者は乗鞍本峰剣ヶ峰を目指す為、この辺りに人気はありません。日帰り可能な3000mの山ということで大勢の人が登ってくるのですが、こちらには私達3人だけの静かな乗鞍です。
摩利支天岳のコロナ観測所
PM.1:15 ダウンヒル開始。
摩利支天岳と富士見岳の中間にある2790m小ピークから、標高差100mをまず一本。
適度な傾斜の快適な斜面です。
今度は尾根端から
北面の「屋根坂」へ滑り込みます。
skier. marukosi photo by Osu-Bati
滑り出しがやや急ですが、
この斜面も good !
広大な「屋根坂」へ。 skier. Osu-Bati
Osu-Bati's ski trail
Mesu-Bati & marukosi standing top on the hill. photo by Osu-Bati
何処をどう滑ってもOK !
でも、まだシュプールの無いところを滑りたい!
skier. Mesu-Bati
アッという間にこのとおりです。
gutya-gutya
シュプールのラインがすぐに崩れてしまうほど重い雪ですが、これはこれで楽しいもの。
skier. Osu-Bati
屋根坂bottomより見上げる
中央ー摩利支天岳
右ー富士見岳
photo by Osu-Bati
skier.
Mesu-Bati
PM. 2:00 位ヶ原山荘上部(2350m)着。
 
高度差約500mのダウンヒルでした。 今日はここで大休止。
目抜き通りから一本路地裏へ入ったようで、五月連休の乗鞍とは思えないほど静かです。
左から、富士見岳 ・ 大黒岳
下山にかかりふと後ろを振り返ると、富士見岳や大黒岳直下の斜面が真っ白に光っていました。
もう何回も春スキーに来ているのに初めて見るように思います。  ・・・素晴らしい広さです。
この冬の大雪で、まだ位ヶ原山荘まで除雪が完了していません。スキーバスが山荘まで上がらない為、こちらのエリアには手付かずの斜面がいたる処に残っているようです。例年どおりであれば、あんなに白い広大な斜面ではないのかもしれません。バスが上がらず楽ができませんが、乗鞍本来の姿を見たように思います。
位ヶ原山荘(左端の赤い屋根)と雪壁のエコーライン
photo by Osu-Bati
日帰りできそうな新しいエリアを確認し、スキー場への切り開きを降りました。
skier. Mesu-Bati
PM. 3:40 三本滝駐車場着。
今日は余裕の下山です。
出かける時に宣言したとおり、
飽食の晩餐に動けないほどでした。
ア〜ミットモナイ。
たまにはイイでしょ!