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(この地図は国土地理院発行2万5千分の1地形図(白山)を使用したものである。) |
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「いつかやってみたい!」
その道程の長さ故、独りで思い切ることができず尻込みしていましたが、
今回ハッチャン達の誘いがあり、ついに挑戦することになりました。
AM . 3 : 00 道の駅「飛騨白山」集合。
世界遺産「合掌集落白川郷」がほど近い道の駅をスタートポイントにしました。
早く到着したのですが緊張で仮眠できません。しかたなく出発準備に掛かります。
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MTBでの林道アプローチに備え、
スキーをバイクに取り付けました。 |
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スポットに照らされた勇ましい姿、
何故かゼロ戦を連想しました。
どこか悲壮感が・・・。
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AM . 4 : 00 道の駅出発。(約620m)
出発準備を終えたハッチャン達と1km先の白山公園線ゲートに向かいます。
ちょうど一台の車がゲート破りをするところでした。気まずそうに慌てて走り出しました。
この先約13kmの林道走りがあります。最終確認をして、いざ!
AM . 6 : 00 白山東面台地末端取り付き着。(約1250m)
末端取り付き直前の登りは堪えました。
それでも荒れたところはなく至極順調。時期が早いと除雪途中で難儀するそうです。
小白水谷に架かる橋を渡ったところから小尾根を乗っ越し、東面台地末端に降り立ちました。
気持ちの良いブナの中を緩く登っていきます。
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AM . 8 : 15 約1670m地点着。
やや急な斜面が現われたところで小休止。正面と南面にシュプールがありますが、この先まだ長く、私達が帰りにここを通過するのはいつのことか?
私はスキーを背負って登りましたが、オスバチはステップソールのまま通過。
急斜面の上の緩い丘を登り切ると、
景色が一変しました。
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正面左が御前峰、右に剣ヶ峰。
こんなに大きくてストレートな斜面があったとは!!!
これより転法輪谷を詰め、御前峰の南肩を目指します。
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AM . 11 : 20 御前峰南肩着。(約2550m)
雪面の状態が良く転法輪谷のかなりのところまでステップソールで行けました。
ところが、これが返っていけなかった。
やはり小さなスリップはリズムを狂わせ、体力を無駄に消耗します。
なんとか御前峰の肩まで来たのですが、次の一歩を出すことが出来ません。
室堂の向こうに別山を眺め、焦りに負けそうな自分を落ち着かせます。 |
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PM . 0 : 20
白山御前峰頂上着。(2702.2m)
今日一番の頑張りどころでした。
結局、急斜面の下でシールを貼ったメスバチがトップでゴール。オスバチはステップソールのままゴール。しばし遅れて私もゴール。
久々に辛い登りでした。しかし、これだけの好条件はなかなか無いと思われ、この幸運に感謝です。
頂上は360°遮るものはなく、
文字通り絶頂です。
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PM . 0 : 30 強風を避け下で休憩することにし、ダウンヒル開始です。 |
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まず御前峰から剣ヶ峰とのコルへ、足慣らしの短い一本。
そして、御前峰・剣ヶ峰のコルからは豪快な斜面になりました。下の台地を目指します。
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ただ、私は力が残っておらず、十分に楽しめませんでした。 残念・・・。
東面台地に降り立ったところで小休止。緊張から解放されました。
休息後、登りに使った転法輪谷に滑り込みました。 |
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そろそろ良い斜面は終わりそう・・・。 最後まで楽しみましょう。 |
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PM . 3 : 20 東面台地末端取り付き点着。(1250m)
PM . 4 : 25 道の駅「飛騨白山」帰着。
好条件の下、素晴らしいコースでした。
大きな北アルプスとはまた違った雰囲気があります。
滑りの斜面が素晴らしいのは勿論、
登りも、ブナ・カンバ・広い沢と美しく変化。
多くの山スキーヤーがクッタクタになるのを覚悟で何度も挑戦しています。
そこまでしても、またトライしたいコースです。
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