養老山地のふたつの峠を周回しました。
昨年は二之瀬越から多度への稜線を、
主に林道利用でたどりました。
今回は登山道を使うつもりです。
AM . 7 : 20
羽谷だんだん公園駐車場出発。(約70m)

折から八重桜が満開です。登山口を探しに「さぼう遊学館」へ向かいましたが、なかなか見つからず手間取りました。
さぼう遊学館手前に「真正寺霊園」の立て看板があり、脇の林道を入っていきます。すぐに小尾根に取り付き、細い掘り割りのツヅラ折れになりました。積もった落ち葉の下にチョットした石が隠れています。山ヒルも心配で、絶えずチェック。下りには極力使いたくない道です。
AM . 7 : 50 214m標高点南下鞍部着。
やっと勾配が緩み、少し歩きやすくなりました。時々乗車できます。分岐が数ヶ所ありますが、常に広い方へ。
道はどんどん良くなっていきます。
道は明瞭で何の問題もありませんが、標高300m辺りはとても複雑な地形です。
雨上がりで少しモヤっている中に一本のツツジがあり、とても寂しそうでした。
AM . 8 : 55 四等三角点草履屋着。(433.7m)
登山道は稜線のすぐ下に付いていて、三角点への指標等無くウッカリ通り過ぎてしまいました。
残念ながら、何のコメントも思い付きません。
ただ、「草履屋」ってナニ?

この先も視界の無いヤブ道をダラダラたどり、

AM . 9 : 25 小原越着。(約540m)
やっと県境稜線に到着。
ルート確認等で思い掛けず時間が掛かりました。
さて、小原越に道標等見当たりません。
「三三二」と刻まれた標柱を記録し、県境を南下します。ヤブっぽくスッキリしませんが乗車可能。直ぐ横を悟入谷林道が通っていますが、県境線を行きます。コブを二つ乗り越すと水溜まりが出来た鞍部となり、行く手に30mの急斜面が現われました。さすがによじ登る気力はなく、ここからは林道で桜番所に向かいました。
AM . 9 : 55 桜番所着。(約570m)
緩やかな県境稜線を右手に見ながら桜番所に到着しました。やはり県境線を外してしまったことを後悔し、富士獄大神の石碑横から県境稜線に登り、境界線をたどってみました。藪っぽいのですが乗車可能。

AM . 10 : 00 四等三角点「飯森」着。(582.8m)
三角点後方の灌木に「桜番所」という山名板が掛けてありました。桜番所の鳥居に戻りしばらく休憩。

AM . 10 : 20 桜番所スタート。
林道ではなく、やはり境界線をたどります。

ここから田代越への境界線はとても複雑です。
急に方向を変えなければならないところがいくつかあり、多くの目印が付けられていました。
どこでも歩けそうな為、この目印がなければ間違えてしまいそうです。
道はドンドン良い状態になり、時々タイヤ跡を見付けるようになりました。
AM . 11 : 15 田代越着。(639.5m)
灌木に取り囲まれ視界はあまり良くありません。
山名板が二つあったのですが、どちらも639.9mとなっています。地形図は639.5mなのに??
さて、ここからは鉄塔巡視路の尾根道を行基寺へ下ります。かなり距離があり期待できます。
AM . 11 : 20 ダウンヒルスタート。
良い道ですが、ナカナカ難しい。
しばらく行くと、約10mの細尾根が急に下っていました。
進路上には立ち木があり、オマケに嫌らしく根っ子が絡んでいます。
多分、ここが「キヨミズ」と呼ばれるセクションだと思います。
とてもトライする気にはなれず、自転車を抱いて下りました。(巻き道有り)
盛りには椿がトンネルを作っているかも?。
今日は赤絨毯です。
少し行くと37番鉄塔近くに「レストハウス青空」の看板がありました。
話し声がしたので下車し進んでいくと、6、7人の登山者が休憩していました。
挨拶し、道を教えてもらい、自転車を肩に鉄塔へ登って行く時、
「さっき、カーブから自転車が急に飛び出してきて危ないところだった。
この中を走り回らないよう言ってくれ。マナーは守ってくれ」と、言われました。
私の知る限り登山道で乗車したままハイカーと擦れ違うことなど無く、
どんな遠くでも見付け次第すぐ下車します。友人もそれを徹底しています。
「カーブから自転車が急に飛び出してきて危ないところだった」は、にわかに信じ難く、
詳細を聞きたくもあったのですが、どんな状況にしろ彼等を驚かせたには違いありません。
そして、私の為に何処かで誰かが注意を受けているかも知れません。
「はい、気を付けます」とだけ言って鉄塔へ向かいました。

やはり、このエリアには自転車が多過ぎるのでしょう。
「全ては程度問題」だと思うのです。
もちろん「程度」の基準は「私」で、ハナハダ自分勝手な考えです。
自転車に跨って登山道を下る姿は、登山者には「乱暴者」にしか見えないでしょう。
ソンナ簡単に乗車中の姿を見られてはイケマセン!
いつまでも自転車を楽しめるようにしたいものです。

PM . 0 : 10 三等三角点「羽沢」着。(345.8m)
これより行基寺へ下山する予定でしたが、
気が付くと登山道から外れ、鉄塔巡視路を下っていました。
登り返してみたのですが、何だか良く分かりません。
先の「羽沢」まで戻らねばならなかったのか? このまま下りました。
PM . 0 : 40 41番鉄塔着。

PM . 0 : 45 42番鉄塔着。
ここからの下り道が2本ありました。尾根道となっていそうな北面への道を選択。
出だしは良かったのですが、すぐに厳しくなりました。

PM . 0 : 55 岡谷(タブン?)堰堤着。
林道が来ており、少し行くとR258に出合い、

PM . 1 : 10 羽谷だんだん公園駐車場帰着。